2008年12月25日
お笑い
"Explaining a joke is like dissecting a frog: you understand it better, but the frog dies in the process." --Mark Twain.
ジョークの説明をすることはカエルの解剖のようなものだ。より理解できるが、カエルは死んでしまう。 - マーク・トウェイン -
M1も終わったところで、次の笑いの種を探しています。
2008年12月22日
4Pの前にRSTP
久しぶりにマーケティングの本を読んだ。
コトラー教授の言葉:マーケティングは4Pを主に語られるが、その前に顧客リサーチをしてセグメント化し、どのセグメントにターゲットするかを決めないといけない。そして最終的に商品のポジショニングが決まる・・。
91年の1月、モルウィズ教授の授業でマーケティングセオリーの斬新さに衝撃を受けてから早くも16年。いまだに脳を刺激されます。
2008年12月16日
米国企業CEOの報酬は高すぎるのか?(2)
前に需要と供給の面から米国企業CEOの報酬の高さについて書きましたが、
今日はハイリスクハイリターンの原則から。
米国企業のCEOは株主訴訟をしょっちゅう起こされます。
「俺の株価が下がったのはお前のせいだ」と株主から直接、または集団訴訟を起こされます。とんでもない理由から訴訟を起こされる場合もありますが、それでも判決は陪審の心一つできまるのがアメリカです。
もちろんこんな時のために訴訟保険なる商品があり、突拍子もない理由で訴えられた場合は保険でカバーしてくれます。しかし保険屋さんもビジネスですので、裁判に負ける可能性がある程度あるこの手の保険の掛け金は馬鹿にはならないはずです。掛け金がいくらなのかは知りませんが。
問題は経営者も商法や会計の専門化ではないので、自分の経営手法が法的に問題があった場合でも、堀江さんのように、法的に問題があることを知らずに問題のある手法をとってしまう場合もあります。こんな時は訴訟保険でもカバーされず、全財産を持っていかれる可能性もあります。
こんなリスクの高い仕事を、果たしてあなたは年間数千万円でできるでしょうか。日本の経営者が株主訴訟で身包みはがされたなんてことは聞いた事はありません。日米では経済的なリスクが違うのではと思いますが、ハイリスクにはハイリターンで臨まない限り、アメリカではだれも経営者にはなる人はいないでしょう。
報酬額が高いのを経営者の「欲」だけでかたずけるのはあまりにも浅すぎるのではと考えます。
2008年12月10日
大きくなったら
昨日長男と買い物に出かけたましたが、その途中ででこんなやり取りがありました。
私:「K君は大きくなったら何になりたいのかな?」
長男:「仮面ライダーV3になりたい。」
私:「そうか、弱い人達を助けてあげるんだね。そのためには沢山勉強しなきゃ・・・」
日付は変わって今朝まだ2人が布団の中で寝ぼけている時・・
長男:「お父さんは大きくなったら何になりたいと?」
私:「ずーっとK君のお父さんでいたいな。K君は?」
長男:「ウルトラマンティガになりたい。」
私:「そうか・・そしたら沢山か科学を勉強しないとね・・・」
たわいもない会話ですが、明らかに昨日の会話を覚えていてくれてその続きが寝ぼけている中で起こっていたことがわかります。
ずっとK君のお父さんでいたいということは、もちろんいずれ、私の扶養から独立していくのでしょうが、はたして彼に人生の先達として誇りやアドバイスなどの価値を与え続ける事ができるだろうか、という不安から来ていたのだと思います。そのためには自分も彼に負けないように成長していかないといけません。
しかし、彼の就職希望先もブレがあるようです。特撮ヒーローになれなくても、周りに良い影響を与える事のできる仕事についてもらえたら嬉しいです。
2008年12月08日
米国企業CEOの報酬は高すぎるのか?(1)
今日は子供から移された嘔吐下痢で午前中の11時ごろからずーっと胃がむかついていた。頑張って夜9時に仕事を終え帰宅したが、吐き気がひどくなり、帰宅後の仕事も手に付かない状態。家ではわが子2人が同じ病気でのた打ち回ってる。妻は明日はわが身と身構えている。1,2日で回復するそうだが、何とかしてくれこの吐き気。
さて、米国企業CEOの報酬の高さがよく槍玉にあがっているが、本当に高すぎるのでしょうか。
ちなみに、今破綻寸前で政府による資金注入がないと年を越す事もできないGMのCEOは約8.5億円です。
9月に破綻したリーマンブラザーズCEOの07年の報酬は約22億円。
日本の伝統的企業のCEOはいくらもらってるのかというと、3000万から1億ぐらいでしょうか?
単純に約10倍と見たほうがよいでしょう。
CEOにはどの会社でもCEOがつとまるか?でわけると3つのタイプがあります。
1.汎用型: 様々な業界を横断して渡り歩けるCEO
2.業界特化型: 特定の産業内の企業を渡り歩けるCEO
3.会社特化型: その会社でしかCEOになれないCEO
また選ばれ方、経験で2つのタイプに分けられます。
1.組織内から選出される昇進型:過去に経験無し
2.組織外から請われて就任するヘッドハント型:経験あり
欧米では当たり前の考えだと思うのですが、日本ではまだ浸透してないこと:
「CEOも職種である」
ということです。
つまり、システムエンジニアがいくら、一級建築士がいくら、というように労働市場には労働資源に価格が付いています。CEOの価格は主に企業の取締役会、もしくは役員会に雇われたヘッドハンター達によって形成されています。
さて、人材の価格とはどのように決まるのでしょうか。「派遣社員」と比べても何も変わったところがありません。
1)その仕事をできるのかどうか
2)供給量
この2点だけです。その仕事ができるのかどうかを見極める方法は「過去の経験」を見ることが一番簡単です。過去に数年CEOをやったことがある人は全くない人よりも人選の失敗する確立が高く、当然価格も上がってきます。
また、今は派遣・新規とも就職の現場は氷河期に戻った感じですが、5,6月頃まではかなりの売り手市場でした。そんな時期はアルバイトの時給さえも急上昇します。
CEOの価格も同じです。残念ながらCEOの供給量はあまり高くありません。MBAを卒業すればCEOになれるわけではなく、やはり10年はいろんな経験が必要なのでしょう。だいたい40代前半ごろからちらほら出現し始めます。またCEOは激務ですので、高齢者は体に応えます。せいぜい65歳までというところでしょう。つまり大体耐用年数が長くても20年というところです。
また、CEOのポストというのはあらゆる職種のなかで「一番少ないポジション」です。会社に1つしか椅子がないのですから当然です。そんな椅子に座った事がある人を見つけること、また見つけたとしても、次の椅子に移りたいと動機付けさせる事は非情に難しい事です。
さて、仮に一般社員の平均給料を300万円としましょう(現在の500万円は高すぎです・・本のタイトルだけでなく、これからは本当に300万の時代がきます)。そして、CEOの給料を3億円としましょう。つまり100倍です。30億円で1000倍です。
問題は、この100倍~1000倍が妥当な数字かどうかということです。
「精神」とか「心」とかの問題は全て脇においてどうなのか・・・その価値はその人物が居なくなった時に代わりを見つける難しさによって決まると思います。社員100人、社員1000人を取り替えることと、売上規模が1兆円以上、社員数最低1万以上のCEO経験のある人を引っ張ってくることと、どちらが難しいのか。答えは明らかかもしれません。
